Case study

導入事例

ICTS Connect

華陽紙業 株式会社 様

現場の声に耳を傾け、仕事の効率アップに繋がるテレワークサービス「ICTS Connect」を導入

企業さまのご紹介

創業は1947年。岐阜市柳津町流通センターに拠点を構え、岐阜県全域および愛知県近郊の各種印刷会社・官公庁・一般企業・事務文具品の取扱業者様向けに印刷用紙・情報用紙・再生紙・封筒等紙加工品の卸販売業を展開しています。

使用ソリューション

ICTS Connect

ICTS Connectとは「安全に」かつ「手軽に」自分の社内PCにアクセスできるリモートデスクトップサービスです。外出先時、お持ちの端末から自席のPCを経由してPROTSやDTOSへ接続を行うことが出来ます。これにより、営業先での在庫確認や、発伝されている伝票確認等について、時間や場所にとらわれずにシステムを利用することができます。また、会社のメールやスケジュールの確認もできますので業務システム以外にも幅広く活用ができます。

Interview

導入のきっかけは若手からの要望

─ この度、ICTS Connectの導入を決めた経緯について尾西取締役にお聞きしました。

取締役営業部長 尾西 徳之さん

取締役営業部長
尾西 徳之さん

(尾西取締役)白木社長より押し付けの業務改善は長続きしないため、社員みんなで協議して改善方法を考えていくように指示がありました。その中で特に若い営業担当者から、「商談から帰社後、営業日報の記入、見積作成などで3時間の事務作業をしている。営業日報入力後に、再び得意先へ商談に出向くことも多々ある。出先から事務作業ができれば帰社後の作業も減り、働き方改革につながるのではないか。」と改善要望が出ました。

良好な試験運用結果を受けて本格導入開始

─ まずは営業部トップの尾西取締役が先陣を切って18年4月よりiPadを使った試験運用を開始しました。2カ月間に及ぶ試験運用の結果はかなり良好。そして6月からはiPadを7台追加購入、営業担当者ら全員に配布して本格導入開始となりました。
ICTS Connectでの主な用途は、①基幹業務システム/NPROTSの在庫確認、過去の売上履歴の閲覧、②会社宛に届くメールのチェック、返信作業、③営業日報の登録、内容チェック、④社外からの資料閲覧の4つです。今までは社外で資料を見る際はPDFにしてGoogleDrive等に保存しています。

Windowsタブレットではセキュリティ面で心配だったためiPadを選びましたが、運用していく中で「画面が小さいのはあまり気にならない」「iPadにある入力機能だけでは運用が大変なので、キーボード付きカバーを全員に配布」「パソコン画面のスクロールが不便。タッチペンがあったほうが良い」「費用面ではICTS Connect利用料に加えてプロバイダ通信料もかかるので、もう少し安いほうが良い」のような意見も出てきました。

今後は営業活動だけにとどまらない幅広い活用を

─ 最後に尾西取締役に今後の展望についてお聞きしました。

(尾西取締役)ICTS Connectの導入により営業担当者からの問合せが減るので、社内にいる業務担当者の負担が減ることを期待しています。また、営業活動だけの利用に限らず社内会議など活用シーンはもっと多くありそうです。若い人の意見も聞きながら、決して押し付けではない、自発的な業務改善ツールとして活用したいと思っております。

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    iPadを使ったNPROTS画面。キーボードを付けて入力を簡単に

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    同社の店頭風景

企業情報
企 業 名
華陽紙業 株式会社
所 在 地
本社:岐阜県岐阜市柳津町流通センター1-14-1アーバンスビル3F
物流センター:岐阜県岐阜市柳津町流通センター1-3-1
代 表 者
代表取締役社長 白木 雄一郎
設  立
1947年9月
資 本 金
3,500万円
導 入 月
2018年4月
HP URL
https://www.e-kayo.co.jp/

※本文中の肩書および内容は2018年取材当時のものです。

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